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青森ツーリングDay2 十和田湖方面へ(2023.7)

青森ツーリングDay2

この日は十和田湖方面へ、ワインディングメインのツーリング。大好きな新緑の中を走りまわる日。

体調もよい。この日も絶好調。何食っても美味いし。

↓夜越山のオートキャンプ場からスタート。ゲレンデをアフリカツインで爆走したいが、タイヤの跡が景観を台無しにするのでやめとく。

青森市から、八甲田・十和田ゴールドライン国道103を使って南下開始。

岩木山展望所をみつける。 ここに 7~8mの非常に高い丸太状の碑が建っていました。

八甲田山は 青森市の南側にそびえる火山で, 有数の豪雪地帯。 映画化もされた 新田次郎の「八甲田山死の彷徨」で有名。八甲田・十和田ゴールドラインは 積雪のため冬季には閉鎖される。春3月になって 青森側と十和田湖側から除雪作業が始まり, 例年4月はじめには 一般車の通行ができるようになります。

除雪が完了して一般車両が通れるようになる4月上旬は、雪の回廊が楽しめるようです。

紅葉の季節に来ても雰囲気が良さそうな、十和田ゴールドラインはお勧め度が高い道ですね。

次の目的地は「睡蓮沼」

道路わきからは見れず。歩いて3分ほど。視界が開けると、美しい所でため息がもれました。

睡蓮沼という名前の通り、スイレン科のエゾヒツジグサが自生しています。周囲には多くの湿原があるらしいです。

緑が好きな自分は、今の季節に訪れて正解でした。気持ち良かったな~。

遠くに見える山は左から「石倉岳」「硫黄岳」「八甲田大岳」「小岳」となります。特に八甲田大岳は1584.4mと、八甲田連峰の中で最高峰となっています。

睡蓮沼の次に訪れたのは、近くにある「地獄沼」

道路わきから見えます。硫黄の匂いがします。近くに温泉宿がありますね。

沼の中は、魚が生息できない強酸性で90度の熱湯が、毎分2,700ℓ湧き出ており、沼の中に入る事ができません。

尚、道脇にバイクを止めて歩いて沼に近づけるのは容易にできます。チョイ寄りポイントでお勧め。

地獄沼→国号394→国道102・454西十和田いで湯ラインのルートを進んでいきます。高低差ありのワインディングでバイクにお勧め。

国道102沿いの御鼻部山展望台に到着。十和田湖をぐるっと1周する時の立ち寄りポイントでお勧め。トイレあり。

山の上から十和田湖を眺めましたが、明らかに美しい湖である事は間違いなさそう。

あと、春先などの早い時間帯では、雲海が見れる事もあるそうですよ。

西十和田いで湯ライン→奥入瀬バイパス→十和田おいらせラインへ

青森ツーリング前半のハイライト、奥入瀬渓流に到着しました。涼しい&美しい&マイナスイオンたっぷり!

十和田湖から流れ出る奥入瀬川。岩や樹林をかき分け、滝や清流を成しながら、十和田湖畔・子ノ口から焼山まで約14km続く流れが奥入瀬渓流です。

特別名勝、天然記念物として国の指定を受け保護されており、滝や清流、岩など、たくさんの見所があります。

奥入瀬渓流の良い所は歩いて散策しやすい。歩道が用意されている。自然で作られた緑のトンネルや遊歩道を散策すれば、澄みきった森の空気や、木漏れ日にきらめく水面、表情豊かな清流、葉や苔の可愛らしさなど、自然が織りなす美しさを堪能できます。

写真を撮るのが好きな人は、午前中に下流から上流へと散策するのがおすすめ。下から撮った方が光の関係できれいに映ります。

夕方は薄暗くなるので、写真に向いてないと思われます。あと、流れている水はキンキンに冷えてませんでした。

ここは避暑地として知られ、夏は渓流散策にベストなシーズンです。

7月上旬のこの日は、心地よい涼風を感じながら快適に過ごすことができました。

デグナー八王子店の気温が30度以上だったこの日、奥入瀬渓流は21度でした。いや、涼しかったなあ~。

【銚子大滝】

このエリア最大のビューポイントは、幅20m、高さ7mを誇る「銚子(ちょうし)大滝」。奥入瀬渓流の本流にある唯一の滝で、十和田湖を徳利と見立てた場合、注ぎ口になるため名付けられたといわれています。

休憩所のメインとなる奥入瀬流館では、レンタルサイクルもされていて、歩くのはちょっとな~って人には、チャリンコで回るのがお勧めです。それなりの台数が走ってました。

奥入瀬渓流は、素晴らしい場所でありました。青森県に行く人は絶対に行った方が良い場所です。

奥入瀬渓流の後は、十和田神社へ。

【十和田神社】

熊野で修行した南祖坊が、鉄の草鞋(わらじ)と錫杖(しゃくじょう)を神から授かり、「百足の草鞋が破れた所に住むべし」と夢のお告げを得て、諸国をめぐり、十和田湖畔で百足の草鞋が尽きたといいます。

十和田湖には、八郎太郎というマタギが、湖の岩魚や水を喰らううちに八頭の大蛇となり、湖を支配していたそう。そこで、南祖坊は、その霊験により九頭の龍に変化し二十尋(約36m)の身体を、十曲(とわだ)に曲げ、八郎太郎を退治たという伝説が残っています。日本の伝説好きな私には、たまらんエピソードです。

十和田神社から、歩いて十和田湖湖畔へ。

【十和田湖】

十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖です。
カルデラ湖とは、噴火によってできた陥没に、長い年月をかけて雨水が貯まってできたものを指します。
御倉半島と中山半島に挟まれた中湖では327mの水深を示し、日本では第3位の深さ。大地をえぐった噴火のエネルギーのすさまじさと、形成にかかった年月の長さを感じることができます。

湖の透明度も高く、美しい湖でありました。前回の東北ツーリングで見た猪苗代湖と同じくらい素晴らしかった。

十和田湖を散策したら、アフリカツインにまたがり秋田県にちょっと足を伸ばしました。

本日最後の目的地は「大湯環状列石」

【大湯環状列石】

縄文時代後期(約4,000年前)の大規模な遺跡です。現在では約25万平方メートルが特別史跡として指定されています。

遺跡全体の環境整備がしっかりされていました。

大湯環状列石は、44mの野中堂環状列石、52m万座環状列石の2つの環状列石によって構成される「集団墓」であるとともに、隣接する掘立柱建物や周囲から出土した祭祀の遺物などから、葬送儀礼や自然に対する畏敬の念を表す儀式を行った「祭祀施設」であったと考えられています。

発掘調査では、たくさんの遺構とともに多量の縄文土器、石器、土製品、石製品が出土しているらしいです。

縄文時代は、昔すぎて私には、予想も出来ない時代であります。

少し勉強したんですが、縄文時代、人々は自然を敬い、自然に寄り添い、感謝し助け合いの精神を持って生活していたと考えられてるようです。現代の日本人が大切にしているものと通じている部分はあります。ものや自然に感謝し、大切にするという精神は、縄文時代から養われた考えだと理解しました。

天災や災害などから自分や家族を守るためには、自然に寄り添いながら生活し、自然を知る事。いや~、大事な事ですね~。

ちょっと見てみたいなと思ったら、是非、訪れてみてください。

大湯環状列石を後にしたら、帰路に向かいワインディングを駆け抜けでいきます。

ワインディングの途中で、素晴らしい景色が広がってたので、記念に写真を撮りながら帰ります。

八甲田の周りには、牧場があって山々に囲まれた中に牛がいたりするので、北海道を思い出させてくれます。

とにかく風車が好きなんで、バイクと風車を一緒に写真におさめたくなる人です。

本日も良く走ったので、最後は陸奥湾で夕陽を眺めて終了。

遠くで回ってる風車をみながら、翌日のツーリングに胸を膨らませるのでした。青森県を知る旅なのであります。

ツーリング終了後は、温泉とサウナ3セットでしっかり仕上げて爆睡。

毎日バイクに乗れる幸せをかみしめながら、よく眠れた1日となりました。

 

↓この日のルートはこちらから。(一部ルートデータ飛んでます)

 

青森ツーリングDay3に続く。

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