ども～っ！上垣です。

ツーリングするのに1番好きな季節はズバリ【梅雨前】です。

そんな、新緑がたっぷり楽しめる季節に、山形～宮城～福島へツーリングにいってきました。

今回は、そのお話し。暇つぶしにご覧ください。

6月のとある日。　いつもより早く目を覚まし準備を整える。

蔵王に御釜を見に行こう！と数日前から、パニアケースに荷物を詰め込んでたので、アフリカツインに取り付ける。

奥羽山脈に期待を膨らませ、コーヒー飲んで、デグナー八王子店を出発したのであります。

圏央道あきる野ICから高速に乗り、いっきに北上開始。ガソリンが減ったので那須高原SAで給油＆休憩。

１泊２日のツーリングですが、意味なくフルパニアにして、意味なく荷物積んで走ってみて、やっぱりバイクの動きが重たい事に少し後悔しつつ、ここで忘れ物がある事に気が付く。工具やパンク修理の道具など一式用意してたのに美しく忘れている。

「まぁ、ええか～。」と言いながら、東北道を快調に北上。

「やっぱりな……。」←高速道路をぼ～っと走るのは地獄なので、サスの動きを妄想しながらリアサスのプリロードを回し始める。尚、アフリカツインは運転しながら、手で回せる所にプリロードのダイヤルがある。←これ便利。

次はフロントが……と、フロントの調整をしたくなり、プリロードアジャスターが無いから手で回らんやん！あかんやん！とか、独り言いうてたら……「あれ？」「米沢？」「えっ？山形？」「さっきの分岐か？やってもたーっ！」

東北道を北上し、宮城県の白石ICで降りる予定が、東北中央自動車道走っとるやん！という訳で、ルート確認のため南陽PAにて休憩＆ルート確認。ツーリングマップルを見て、山形側から蔵王エコーラインを登る事にする。

「まぁ、ええか～。」←走る距離増えたけど、楽しみも増えた模様。

サスの動きが気になって仕方ないのには理由がありまして……この2016年アフリカツインを中古で購入してから、フル積載にてツーリングに出かけるのは初なのであります。要は、あまり乗りこんでない訳ですね。

今まで、ＸＲ250で荷物最小限のツーリングしてたんで、アフリカツインになると100ℓ以上荷物積めるんで、嬉しくて嬉しくて………。←スニーカーとか、余分な服とか使わない物いっぱい積んだ。工具類は忘れたけど……。

で、お目当ての蔵王エコーラインスタートしました！　気もちいいいぃぃいぃ～～～～ぇ！

エンジン回さなくてもガンガン登る～。アクセルブオーンでＯＫ！←パワーデリバリーは１番パワー出るモード。

へぇ、そうです。私のアフリカツインはＤＣＴ（オートマ）なのであります。

でも、ヘアピンコーナー全く曲がらん。どうやって曲げんの？ってくらい曲がらん。

「まぁ、ええか～。」←気分がいいと何でもＯＫな人。

標高が上がるにつれて、寒くなってきて……道脇を見ると雪が残ってましてん。もう６月なのに……雪を見ると急に寒さが身にシミだして、風を受けるのが嫌になりスピードダウン。薄着で来た事に後悔。

「まぁ、ええか～。」←意味なく積んできた防寒具は、めんどくさいという理由でパニアケースから出さずに続行。

蔵王エコーライン→蔵王ハイライン（ハイラインのみ有料）に入り山頂へ。

爆風、雲近い、気温10℃以下。私が1番苦手とするコンディションで、駐車場にバイクを置いて歩き出す。

寒いぃぃぃ～～～～！←歩いたら暖かくなると信じ防寒具は着ない。

このコンディションは、数年前に7月の北海道に行ったときの納沙布岬を思い出すな……。

独り言をつぶやきながら、お目当ての「御釜」に向けて2分ほど歩く。

↓山頂付近にある刈田嶺神社。

「蔵王　御釜」

釜状なので「御釜」という名前がついたようです。
湖面はエメラルドグリーンの水、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。
冬の樹氷と共に蔵王の象徴となっています。

今まで26回の噴火を繰返し、最近では明治28年2月15日に噴火。
昭和14年に測深した当時は深さが63mありましたが、五色岳断崖の崩壊により年々埋まり、
昭和43年の測深時には最大深度27.6m、平均深度17.8m、周囲1,080m、東西径325m、南北径325 mでした。

湖水は強酸性のため生物は生息できないとの事。

水温は表面から10数mの深度で摂氏2度まで下がり、
それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖だそうです。

太陽光線の当たり方で様々に色を変えるため、「五色湖」とも呼ばれています。

標高1.600ｍ以上の山は、やっぱり寒かった。皆さんには防寒着をお勧め致します。

尚、蔵王エコーラインは11月初旬～4月下旬までは通行止めらしいので、開通してる時期をみて行ってみてください。

すげ～良かった。見れてよかった。天気もギリギリのコンディションでした。鼻水たれました。

山形県→宮城県へ下山しました。

この大鳥居はかつて、蔵王大権現への参詣路でもあったところで、霊峰蔵王山への入口だったそうです。

蔵王エコーラインは、県境を横断する全長約26ｋｍの観光道路。高低差ありでバイクで走るのに楽しい道でありました。

宮城県に出た私は、蔵王コスモスライン→国道113のルートで米沢方面に向かうのでありました。

途中、七ヶ宿ダムというのがあったので少し休憩。蔵王山と違い暑いくらいでした。

ここで、昼飯を食べて無いことに気が付くが、米沢まで１時間くらいだと判断し走行開始。

「まぁ、ええか～。」←３度の飯よりもバイク乗りたいらしい。

米沢方面にバイクを走らせ、本日の最終目的地は「上杉神社」としたのであります。

戦国の名将・織田信長・武田信玄・上杉謙信　←男なら誰でも好きでしょ？

謙信公のパワーを頂きに参拝したのであります。

参道にある舞鶴橋には「毘」と「龍」という文字が書かれた軍旗が翻ります。

「毘」は上杉謙信が毘沙門天を厚く信仰していたことに由来。

「龍」は不動明王を表し、全軍総攻撃をする際に突撃の合図として掲げられた旗と言われています。

仏教を篤く信仰した上杉謙信は、合戦に際して毘沙門天と不動明王という最強の両神を味方につけて戦ってたらしいです。

大河ドラマとかで、よく見るやつですね。

全国に名を馳せた戦国武将・上杉謙信を祀り、明治9年、米沢城本丸跡であった現在の場所に社殿が設けられました。

その後、1度の焼失にあいましたが、再建されて以来、米沢市屈指のパワースポットとなってるらしい。

戦国時代最強の一人と言われた「上杉謙信」のゆかりの地をウロウロした私は、このツーリングが無事に終わる祈願をし、この地を後にしたのでありました。

明るいうちに移動し、ホテルに入り大浴場で汗を流し、さっぱりしたらご飯の時間。

せっかく米沢に来たので、A5ランクの米沢牛でも行くか！って調べてると120ｇが１万円くらいで……無理やっ！

あっ！手頃なの見つけた。今日は牛鍋だ～！

生ビールを胃袋に流し込むと、胃袋がシミました。←昼飯食ってない。

一瞬で牛鍋をたいらげて大満足。

ホテルに戻り、明日のルートを簡単に確認するのでありました。

この日の走行540ｋｍ以上。そこそこ走りました。そんなに疲れてない。

これだけの距離を走ると、アフリカツインのパーツ交換したい所が出てくるので、パーツ検索をして就寝。よく寝れた。

この日のルートは、↓こちらからどうぞ。

↓Day2（福島三大ラインツーリング）に続く。

福島三大ラインツーリング（2023.6/6）