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能登半島ツーリング!能登はええトコ!

ツーリングライダーは知っている。

目的地まで車や電車で行くよりも、オートバイで行く事の価値を。

まいどでーす。ツーリングライダーの上垣です。

今回は、能登半島を目指し1泊ツーリングへ出かけたのでした。

メンバーは毎年恒例3人(上垣&川津&マサヤス)のオッサンぶらり旅。

このツーリングを始めた時って、川津20代で上垣30代でマサヤス40代やったのに、みんな歳くいました。

最近、山ばかり走ってたので海を楽しむ事にしました。

まずは、海を見ながらのんびり走れる「しおかぜライン」を使って北上します。

そして、最初の目的地「東尋坊」にたどり着いたのであります。

東尋坊は、国の名勝・天然記念物に指定されている場所で、断崖を楽しみながらウロウロできます。

海が綺麗で、気持ちよかったです。季節が変わりましたね。

うだるような暑さは消え、Tシャツ1枚で爽快な気温となってました。

ゴロゴロした岩場をひとしきり歩き回って東尋坊の散策終了。

10年ぶりくらいに来た東尋坊、良い所でした。

ここは、土産物屋さんや食事が出来る所が沢山ありまして、

お腹のすいた我々は食べ物屋さんに吸い込まれていくのでした。

バイクに乗った後の海鮮は細胞に染みる。 お昼は海の幸を選んで正解でしたね。

昼食を済ませたら、次の目的地「千里浜なぎさドライブウェイ」へ直行!

ここは、行った事が無くて数年前から行ってみたかった場所でした。

砂が少なくなって、走れる距離が短くなっている事を聞き、今回を逃したら走れなくなると思ってたスポット。

バイクでも普通に走れて気持ちの良い場所でした。車やバイクの他にも自転車や徒歩でも気持ちええはずです。

気になる砂の具合は、思ってたより普通に硬い。ちょっと道をそれるとフカフカな所ありましたけどね。

潮風を受けながら、ちょっと波打ち際を攻めすぎましたが、走れて良かったです。

爽やかに海岸沿いの砂浜を堪能した我々は、今夜の宿にむかうのでした。

今夜お世話になる「PEACE」さんへ到着。

海沿いのライダーハウスで、カフェとしても機能しておられるようですね。

波の音が新鮮でありました。オーナー様もバイク乗りで、能登半島を走るのが大好きだったため移住されたとの事。

素敵なオーナー様で、いっぱい元気をもらいました。

そして、PEACEさんでのメインイベントは↓こちらっ!

自分で沸かしたドラム缶風呂に入る! オモロ~!

ドラム缶風呂の中は、座るのにコツが必要です。

底面はスノコが敷いてあるので、直火で熱いなんて事はありません。

3人とも海沿いで月を見ながらドラム缶風呂を楽しみました。ええ湯に調整するのが楽しい。

わーわー言いながら、この日は酒を飲んで、マッサージチェア座ってマンガ読んでたら眠くなり就寝。

 

明けてツーリング2日目の朝。↓写真は朝日。

早起きして、朝食を出してもらうまで海を眺める。

こういうの普段の生活で無いからしてみたくて……。

朝食は、大好きなベーコンと卵&米とみそ汁の最強セットでした。ごはん2杯も山盛りで食べちゃいました。

オープンテラスで頂く朝食は、大変おいしゅうございました。ごちそうさまで~す。

PEACEさん【https://www.tomi3peace.com/】大変お世話になりました。

気になる方は、是非行ってみてくださいね。

PEACEさんから走ること10分くらい。

2日目の最初の目的地は「見附島」です。

弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したといわれている島です。

「見つけた」というのが名前の由来とのことですが、先端部分が突き出たその独特の見た目から別名「軍艦島」とも呼ばれてるらしいです。

あと、見附島がある海岸は「えんむすびーち」と呼ばれる恋人の聖地となっており、

浜辺にある縁結びの鐘を鳴らしてカップルたちが愛を誓います。

オッサン3人で鐘を鳴らしてまいりました。「カーーーン」って良い音なりましてん。

能登半島の観光案内図を見つけ情報収集。

基本的に、この3人のツーリングは行きたい場所があったら行くというスタンス。予定あんまり決めない。

海を右手にのんびり走って次の目的地に向かいます。 2日目も天気よくて最高でした。

道の駅狼煙へ到着。 ここからちょっと歩いて能登半島最先端へ向かいます。

見えてきた灯台。禄剛崎灯台(ろっこうさきとうだい)通称:狼煙の灯台というらしいです。

明治時代にイギリス人の設計で造られた白亜の灯台との事。

禄剛崎は、能登半島の最先端で、ちょうど外浦と内浦との接点にあたる場所。

この岬は「海から昇る朝日と、海に沈む夕陽」が同じ場所で見れるらしいですよ。

そんでもって、ここが日本列島の中心らしいです。

最北端や、最西端、最東端など端っこ好きなライダーの私ですが、ついに中心もとらえる事に成功したのでした。

そして、我々3人のお決まりジャンプ写真。

この写真、いつも足並みが揃わずに苦労させられるのですが……今回は1発クリア。

いつも何回飛ばすねん!ってくらいジャンプしてるけど、簡単にクリアすると物足らん。

能登半島最先端の場所に立つと、他の場所との距離感は写真の感じらしいです。

道の駅狼煙に戻り、コーヒー飲んで休憩の後、海沿いを走っていると、次の目的地へ向かう途中に「ゴジラ岩」の看板発見。

ゴジラ好きの私は、思わず止まりゴジラ岩を眺める……たしかにゴジラや!

他にも「トトロ岩」ってのがあったり、能登の海沿いを走るのは楽しいですね。

交通の流れもよくて、ノンストレスにてツーリングの距離を進めます。

お次の目的地は「千枚田」

白米千枚田は世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な棚田です。

千枚田は「日本の原風景」と呼ばれ、昔ながらの農法が現在も行われているらしいです。

ここで作られたのお米を食べてみたいと思ったのでありました。

バイクで走ると腹が減る。 腹が減ると麺が食べたくなる。

ツーリング先では、必ず蕎麦を食べる我々ですが、今回も美味そうな蕎麦屋さんを発見。

早速、お店にバイクを走らせます。

たどり着いたのは「能登手仕事屋」さん。

お水が豊富で綺麗な土地にある蕎麦屋さんで食べると、蕎麦が美味い気がする。

迷わず十割蕎麦を注文し堪能しました。 一瞬で胃袋の中へ消えていってしまった……。

美味しい蕎麦を頂いた後は、最終目的地を決めます。

この旅の最終目的地は、「ヤセの断崖」となりました。

松本清張の名作「ゼロの焦点」の舞台となった断崖絶壁です。

その昔、周辺の土地がやせていたことや、断崖に立つと身が「やせる」思いがすることが名前の元らしいです。

高さ30メートルくらいの崖から見る日本海は一見の価値ありでした。
断崖に沿って設けられた遊歩道は、「義経の舟隠し」にもつながっておりました。

歴史好きな私は、義経伝説をこの目に収めようと足を進めたのであります。

【義経の舟隠し】
文治二年、兄・頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶が、奥州へ降る途中に折りからの海難を避けるため、
入江に48隻の舟を隠したと伝えられる岩場。

崖の上から下を覗き込むと、足がすくんでしまうような断崖絶壁でした。

「押すなよ!絶対に押すなよ」と言いながら岩場を探索。 危ないから良い子は絶対に真似しないでください。

風が吹いてて気持ちよく、素晴らしい展望の場所でした。能登から見る日本海は美しい!

ヤセの断崖を見終えると、今回の旅は帰路に向かいます。

のと里山街道と北陸自動車道を使い、いっきに南下開始。

最後は、賤ケ岳サービスエリアから流れ解散。 夜はカッパを着ないと寒かったです。

毎年恒例3人でのぶらり旅、2日間で800kmくらい走りました。ええ道ばかりよう走った。

能登半島には初めて行きましたが本当に良い所だった。海が綺麗で道が空いてる。信号少ない。

関西圏のツーリングライダーには是非行ってほしい。あと、能登半島は予想よりも大きかったです。

 

今シーズンも残りわずか。皆様も素敵なバイクライフをお過ごしください。

それでは皆様、ツーリングは安全運転にてお願い致します。

デグナーツーリング部隊隊長 上垣 貴裕

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