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デグ耐ご参加ありがとうございました!(2023.4/2開催)

【春はデグ耐!】

2023年4月2日に近畿スポーツランド様で開催された、デグナーミニバイクレースにご参加頂いた皆様、本年もご協力頂き誠にありがとうございました。皆様の素晴らしい走りと笑顔が見れて安心しました。

また、近畿スポーツランド様&KSLオフィシャルクラブの皆様の強力なバックアップを頂いて運営できた事で、私は走る主催者として楽しくレースに参加できたのでした。レースの運営を支えて頂いたスタッフ様には、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました~!近スポ最高です。

当日は素晴らしい天候に恵まれまして、桜満開の中レースシーズンの開幕にふさわしい1日となりました。もちろんフルドライのコンディションでした。

デグ耐の魅力でもあり特徴になりますが、1日で2レース楽しめる設定となっております。午前中にスプリントレースを行って、午後から耐久レースを楽しむ欲張りレーススケジュール。

午前中のスプリントレースは、5クラスに分かれタイム分けのレースとなってます。車両規定はオープンなので、基本排気量だけ守っていただけるとOK!

各クラス予選があり、重要なグリッドを決める戦いがちゃんとあります。予選開始前にコースインされる皆さんの様子を見てると、少しづつ緊張感が高まってきてましたね~。

決められた時間の中で、ベストタイムを出すのは本当に難しくて、私も上手くいった記憶がありません。まぁ、その組み立てがレースを楽しくする1つでもあるのは確かですね。

 

レース進行は「初級クラス」→「中級クラス」→「上級クラス」→「エキスパートクラス」→「神クラス」という順番で進行しまして、段々レースタイムが早くなっていきます。

皆さん、素晴らしいレースを行って頂き、最終ラップで1位が変わるレースもあり白熱した戦いを見る事ができました。

スプリントレースは見てる側も楽しい! 走ってる皆さんもカッコ良い! 全員優勝ですね。

スプリント最後のレース「神クラス」は、当日参加して頂いている最速ライダーを決める戦いでありまして、優勝すると1年間デグ耐の【神】として君臨して頂きます。

私もこの神クラスで、どうしても表彰台に乗りたくて、主催者権限を使っていろいろズルしようと考えるんですが、レース巧者ばかりの強者達を相手に、そんな小細工が通じる訳もなく…………大人しくグリッド並びました。

 

私の場合、スターティンググリッド並ぶと、いつも早くスタートしたくてたまらん気持ちになって、ニヤニヤするスタイルで緊張しないんですが、今回も案の定、全く緊張しませんでした。

シグナル消灯でスタートしましたが、ちょっと失敗。1コーナーはアウト側からまくる方向しかなく、2コーナーのインを狙うラインでしたが、この作戦は過去1度も成功した事がなく、案の定2コーナーは狭いラインからの侵入で大失速。「やっぱり~!」と叫びながら3コーナー抜けて前にいるのが誰か確認。

前方には、さっとん→マテリアル上原さん→岩本さん→富山の核弾頭→上垣の順番。「こ、これは……何か起きるとしか思えんメンバーや~!(笑)」この時点でヒヨった。

結局、私のレースは最後まで仕掛けられずに終了しました。でも、楽しかったんですよね~。

肝心の先頭集団は、遥か遠くへ行ってしまい、見事2023年の神の座についたのは、布施川選手でありました。悲願「布施神様」の誕生となりました~!レースのファステストも40.8秒で布施神様が叩き出しました。おめでとうございます。

お昼には、近畿スポーツランド様のご厚意で体験走行もできます。ゆ~っくり走ってもらいますけど。スプリントレースが終わったら、楽しいランチタイムですね。スプリントの結果を振り返りながらのランチは、それはそれは美味しいご飯でありました。

午後からは、90分耐久レースエンジョイクラスのレースとなります。こちらはタイム制限ありのクラスで、規定タイムよりも速く走ると周回数が稼げないので、追い上げの展開がとっても難しいノーミスのチームが勝つレースとなります。

90分耐久は規定タイム47秒までのエンジョイAクラスと、50秒までのエンジョイBクラス混走にてレースを行います。

90分耐久は転倒も少ないレースが展開されて、コースコンディションの良さがよく分かりましたね~。規定タイムを切りすぎるチーム続出でした。

耐久の楽しさはやっぱりチーム戦という所。最大限リスク回避しながらも、チームのために出来るだけ速く走るという矛盾の中で戦わないといけない所でしょう。

疲れてても、しんどくても、応援してくれる人がいると、「あと5周頑張る」ってなるから不思議。練習だと疲れてくると絶対に走らないですから。

そしてこの90分耐久エンジョイクラスの総合優勝を果たしたのは、56号車の永島・永澤組でありました。デグ耐で何度も優勝してる永島選手は流石のレース運びでありました。35号車の椿原&佐々木組もよく健闘しましたが、30秒足らず。後半のピットインが悔やまれたレースでありました。

 

90分エンジョイクラスの走行が終わると、120分耐久のタイム制限なしガチンコAクラスと、45秒の制限タイムつきなガチンコBクラス混走がスタートします。

私もこのガチンコAクラスにエントリーしてました。狙うは表彰台。2年連続表彰台にのっているので、今年もと意気込んておりました。他にマシン&ライダーのレベルが高いチームが数組ありましたが、ワンチャンある!って思ってました。

結局、ワンチャンある!って思ってたのは、全くの勘違いでありまして、自分のスティント予定35分を走りきる事ができずに、早めのピットインをチームに要求し、準備が整うとそそくさとピットインし、ピットロードに倒れこんだのでした。 腰が痛くてバイク押せなかった。(笑)

チームメイトのD吉さんにすべてを任すという暴挙に出た私は、水分補給し、そそくさと着替え、ラフな感じでD吉さんに手を振って応援するのでした。D吉さんの追い上げのおかげで、私たちのチームは総合5位をゲット。絶対に負けられない宿敵チームマテリアルに勝利したのでありました。

その頃トップ争いでは、19号車に乗る近スポの番長宇野選手が、スタートからぶっちぎりレースを作っていましたが、ピットの回数が少ない67号車の畑&東組が逆転しトップ走行。尚、本命のフッサフサボーイズは、マシントラブルにより、本来の速さが発揮できない苦しい展開。

ダークホースの川崎&埜口&布施神様は、順位キープといった中盤~後半。19号車が最終ピットインを行い、番長宇野選手がコースに戻りトップ走行67号車の東選手をとらえ、逆転の120分ガチンコクラスの総合優勝を飾ったのでありました。おめでとうございました~!

当日のお写真は、下記URLよりご覧ください。まだまだ増えていきますので要チェックです。

デグ耐(ミニバイクレース)

 

ご参加頂いたライダーの皆様、本年もご協力頂いて誠にありがとうございました。ロードバイクに乗ってない&近スポに行けてない状態でしたが、久しぶりに皆さんと走れて、とても楽しく幸せな時間でありました。

至らない部分、多々あったと思いますが、皆さんがモータースポーツを楽しんでおられる様子を見て、心から開催して良かったと感じました。2023年も私が勝てなかったので、来年開催も変わらず行いたいです。

「小さなバイクに大きなハート」で引き続き、私の大好きなミニバイクレースにお付き合いください。

 

デグナーミニバイクレース隊長 上垣 貴裕

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