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青森ツーリングDay4 下北方面へ(2023.7)

青森ツーリングDay4

この日は天気予報が雨から晴れにかわり、気温がちょっと上がった1日となりました。

雨なら車で青森観光予定でしたが、バイクに乗れる事になったので、下北半島方面をツーリングして回る事にしました。

 

まずは、常夜燈公園にて船のチラ見へ。

「復元北前型弁才船みちのく丸」通称「北前船」です。

北前船は江戸時代から明治時代にかけて、日本海の海運の主力となって活躍していた船で、今回設置された船はそれを復元したもの。全長はなんと32.0mと巨大なもので、載貨重量150t、帆柱までの高さが28m。帆船なので、エンジンなどの動力はありません。帆を広げてる所が見たかった。エンジン無しでこれだけの大きさの物が動くって凄いなと感心しました。

 

そこから国道279→国道338→県道46(かもしかライン)→県道253を走りスムーズに移動。

休憩ポイントで「川内ダム」へ。

既設ダムとしては本州最北。本州最北の人造湖。

渓谷沿いの道を走って抜けるのは、とても爽快でありました。

川内ダムの石碑の上に、何故かう〇こがのってました。←謎でした。

この写真を撮り終わったあとに、タロちゃんが気が付き「う〇こ~!」って叫んでました。

最初は、ついに気が狂ったか?と思ってましたが、物体を見て納得。けっこうな大きさだったので小動物ではないはず。

川内ダムで休憩したら、この日のメインイベントの「仏ヶ浦」へ。

駐車場にバイクを止めて、歩いて山道を下ります。

新緑の中、気持ちの良い歩道を歩いて、どんどん下っていきます。

坂が急な所は、木道階段となっていて、整備されているので安心です。

少しづつ見えてきました。

海が綺麗で最高でした。

【仏ヶ浦】

海岸沿いに2kmにわたって連なる白緑色の奇岩の数々。冬の荒波が削り上げた大自然のアートも、海が穏やかな夏に眺めれば「仏ヶ浦」の名にふさわしい極楽浄土のような浜。透明度の高いエメラルドグリーンの海と、象牙色にたたずむ奇岩の群れのコントラストが美しく、まるで極楽への入り口のよう。

それもそのはずで、死者があの世に旅立つ時、あるいはこの世に戻ってくる時に、立ち寄る場所が「仏ヶ浦」だと言われています。

仏ヶ浦の岩ですが、約400万年前に水中での噴火によって形成されたらしいです。

その後、少しづつ形を変えながら現代に残っているみたいです。

津軽海峡の荒波や、風雪などで削られた大自然の神秘。素晴らしい場所でありました。

私はツーリングがメインだったので、駐車場から山道を歩いて下ってきましたが、観光船があり、船で直接来れるみたいです。

観光場所として整備されていたので、特別な装備は要らずに楽しみに来る事ができます。

↓仏ヶ浦の素晴らしさを写真でお楽しみください。

じっくり見て回ると、あっという間に時間が過ぎ、そろそろ次の場所へ行かないと!って事で、駐車場まで歩いて戻ってきました。

駐車場から下り20分 登り30分と案内看板がありましたが、そこまで時間はかからずに往復できます。

徳島県から来てたオッチャンが、歩いて行こうかどうしようか迷ってたので、ゴリ押しで行ってもらいました。←大丈夫だったかな?

歩いて浜辺を散策し、太古の地球に触れたら、お腹が空いたので昼食を食べに行く事に。

海鮮丼を食べるために、仏ヶ浦ドライブインに。仏ヶ浦から10分以内の場所です。

注文したのは、ウニとアワビのミックス丼。大変美味しく頂きました。

あまりにウニの味が違い美味かったので、ちょっと調べてみましたが、下北半島の西側にある佐井村。

ここは、日本有数の好漁場である津軽海峡のおいしい「うに」が食べられる場所でした。←あんだけ海が綺麗だと貝やウニは最高でしょ。

普段食べてるウニは「輸入品」で、ここで食べたウニは「キタムラサキウニ」という種類。←多分、知らんけど。

ツーリングで行った、北海道の積丹で食べたウニと同等のお味でありました。←下北半島行ったらウニ食べてみて!

お腹が満たされたので、ツーリング再開。

アフリカツインにまたがり、国道338(海峡ライン)を北上し大間方面へ。

海峡ラインは、海が美しい絶景ロードなんでバイクにお勧めです。交通量少なくスムーズに走れます。

海峡ラインを南側から北上していくと、目の前に巨大な岩が表れます。スゲ~デカいです! ド迫力でした。

【願掛岩】

右側の岩は「男ガンガケ・男岩」,左側の岩は「女ガンカケ・女岩」と呼ばれ,古くから神の宿る岩山として地元の人の信仰を集めており,岩の側に鎮座する八幡宮の鳥居に、鍵状の桜の枝を引っかけ,恋い慕う人への想いが叶うようにと願を掛けたことから,願掛岩(鍵掛岩)と呼ばれているらしいです。

男岩と女岩の間に、駐車場あります。ちょっと立ち寄りましたが、海と空が美しく、先に進む気を無くさせてくれました。

ここから、下北半島の東の先、尻屋崎にいっきに移動しました。

海を左手にみながら、走るのはツーリングのセオリーですね。気持ち良かったな~。

【尻屋崎灯台】

工事期間3年4ヶ月を費やし明治9(1876)年10月20日に点灯開始した、高さ30mを誇る日本一高いレンガ灯台です。

尻屋崎で焼いたレンガで建てられた灯台です。「日本の灯台50選」「恋する灯台」にも選ばれています。

中に入って登れるらしいですが、この日は登れませんでした。

しかし、尻屋崎のロケーションはハンパなかったです。良い時期に来たな~っと実感してました。

尻屋崎に来た目的は、灯台の他に「寒立馬」に会いに来たのが目的でもありました。

【寒立馬】

青森県東通村の県天然記念物。厳しい冬にも耐えられるたくましい体格の馬である。南部馬の系統で足が短く胴が長くて、ずんぐりしている。この土地の自然放牧に順応した馬です。イメージでは、尻屋崎灯台のまわりをウロウロしてる野生の寒立馬を見れると思っていましたが、現在では一部の柵の中の寒立馬としか会えなさそうです。

無知な観光客とのトラブルなどから、現在では灯台から少し離れた場所で暮らしているみたいですね。

あと、高齢な馬の間引きも行ったらしく、現在では10頭前後しか存在しないらしいです。

なんとも寂しいですが、柵の中の2頭の寒立馬に会えて良かったです。野生の寒立馬にも会いたかったが、良い記念となりました。

尻屋崎を後にした我々が向かったのが、猿ヶ森砂丘です。

本日の最終チェックポイントですね。

【猿ヶ森砂丘】

幅は東西約2km、長さは南北約17kmで、約6000年前の太平洋からの砂が堆積して形成された。砂丘の広さは広く見積もって約3,000ha程度であり、日本の中でも1番大きな砂丘であるとされている。ほぼ全域が防衛装備庁の下北試験場(弾道試験場)となっており、ほとんどの場所で一般人の立ち入りは出来ない。鳴き砂で、歩くとキュッと音がするらしい。

本来は、アフリカツインで爆走しダカールの気分を味わいたかったですが、残念ながら立ち入り禁止だったので、遠くから全体を眺めて終了。

ここで、タイムアップとなったので、国道338を南下し宿に戻る事に。

↓勝手に青森のセイコーマートと名付け立ち寄った「オレンジハート」←総菜が揃っててシュウマイが絶品でした。

宿に戻り、温泉とサウナ3セットでしっかり仕上げた後は、食事とビールで天国モードでした。

オレンジハートで買った、珍しい食べ物を一気にかぶりついたら、中からクリームが噴き出してきました。

クリームは入ってたんですね。無知ですみませんでした………油断した。

この日も、初めてな場所に行き、新しい体験をし、初めて見る物を見て、食べたことない物を食べて、大満足な1日でした。

同じ事の繰り返しの人生は、自分には向いてないと、あらためて気づいたのでした。

 

↓この日のルートは、こちらから。

青森ツーリングDay5に続く。

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